『トレーサビリティ』
日頃は使わない言葉。
ですが、食生活アドバイザー対策に必ず出てくる重要用語の一つです。
私事で恐縮ですが、我が家では進研ゼミを活用し、子供の勉強スイッチが全くはいらない時、時間のある時は一緒に学ぶ様にしています。難問は、私、子供、それぞれにまずは解いてみる。わからなくて面倒な問題も仲間とならがんばれる!といった遊び間隔で、親がわからないと子供が燃える!そんな遊び心を巻き込んだ勉強作戦。
スポーツの様に、勉強もできるようになればなるぼど自信がついて、楽しくになる!って感覚をもってほしいです。
そこで、今月のお題は「社会で、消費者が安心して食料を、選べるための取り組み」
その一部が『トレーサビリティ』!
小学5年生の問題です。
時代はどんどんかわっていく。教科書も進化して、小学5年生は今、こんな社会科勉強しております。(2020年現在)
食生活アドバイザー2級テキストでは、トレーサビリティとはトレース(追跡)とアビリティ(可能)を組み合わせた造語である。
とならいました。
正確には
『生産流通履歴情報把握システム』生産と流通の履歴をインターネットで検索できるシステムのこと。
ゼミにはここまで詳しくは説明されていませんでしたが、
小学生トレーサビリティの説明としては、最近良く目にする二次元バーコードが写真ででてきてわかりやすくなっていました。
そしてそれを読み込むことで、流通などの段階でその食料がどこで生産、加工されたかなどの記録を保管し、その情報を追跡できるしくみ。だと。例としてトマトの袋に二次元バーコードがついていて、それはトレーサビリティ可能な野菜とされていました→よって消費者は安心して食料を選べる!
食生活アドバイザーの試験となるとこれに加えて
『牛肉トレーサビリティ法』牛の個別識別のための情報管理及び伝達に関する特別措置法。日本では2003年より本格導入されています。
日本で生まれた牛ならびに国産牛の場合は、10桁の個別識別番号(←これが重要!筆記試験にでました!)を付けて、食肉になるまで、その番号を伝達することを義務づけた法律である!と。
外にも『米トレーサビリティ法』これは2010年より導入。年を重ねるごとに情報量内容が細かく義務付けられていきます。
もともとトレーサビリティは工業製品等の履歴追跡システムとしてISO9001に定義つけられていた様ですが食の安全性について生産者の顔が見えるよう食品についても導入されるようになったようです。
今後またいろんな法が増えていく。
その時代の変化についていく。最新のニュースに目を向け(正しいニュースの見極めも大切!)意識も必要なのでしょう。
小学5年生は他にも、栽培方法を、表示した『有機JASマーク』など、農薬などをできるだけ使わず育てた食料などもならっているようです。これも食生活アドバイザーの食品学に関する知識で食品マークとして出題されます。小学生も消費者の一人として、消費者が安心して食料を選べるため、日本の食料生産をさかんにするための取り組みを考え学んでいってほしいと思います。